四国遍路ひとり歩き同行二人 |
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徳島県(阿波ノ国) 『発心の道場』 | ||||||
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2005/3/29(火) | ![]() |
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有難い事に、今朝は晴れ。 極楽浄土の10の楽しみを得られるようにと名づけられた寺。ここで初めてお接待を受けることとなった。美味しいお茶と手作りのティッシュペーパー入れ袋と爪楊枝入れ袋、あり難く頂戴する。 実はこの寺へ来る前に標識の見間違いにより道を間違え40分ほどのロスをする事となった。 |
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大師堂から徳島平野を一望できる風光明媚な寺。多宝塔は四国地方最古にして最大の規模とのこと。 ひとり歩き同行二人である。 改めて十善戒を思い出しながら何事も試練であると自分に言い聞かせる事とした。 『南無大師遍照金剛・・・』 |
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のどかな田園地帯にあり、地元では「田中の法輪さん」と親しまれているようだ。 この門前にたどり着いたときにあのY子ちゃんに会う。彼女は後にご一緒する事になるが水彩の得意なSさんと一緒だった。彼女たちは既に参詣を済ませ次の寺へ向かおうとしているところだった。その門前の店で草餅を一つ買い求め、ザックに入れ非常食とする。途中空腹を覚えうどん屋に入る事になるが、そのうどん屋でKさん、Fさん姉妹と会い、以後同行する事となる。これもご縁である。 |
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山の中腹にあり、境内から徳島平野を一望できる。坂道を登ったところの山門から遍路泣かせの333段の階段を登りきると境内に到着。それにしてもFさん姉妹ガンバル!次の藤井寺まで11q、てくてくと歩き進む。広大な吉野川を背景にKさん、Fさん姉妹写真を撮る。この渡りきった橋はナント江南の”思いやり橋こと小網橋”に類似していた。 |
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本日の最後のお寺である。一昨日からの花粉症が邪魔しての睡眠不足が影響して身体的ダメージはかなり大きくなっている。この寺の薬師如来は弘法大師が42歳のときに人々の厄除け祈願の為に彫ったもので寺の火災など再三再四の難を奇跡的に逃れており、これらの逸話から「厄除け薬師」と呼ばれ信仰されている由。私はこの寺の目と鼻のところの民宿「ふじや本家」に宿をとったのだが、初めての相部屋で諏訪のTさん、東京のIさんとご一緒する事になったのだが、花粉症で鼻水タラタラもあるが、隣に寝ているTさんの鼾で又もや寝られず睡眠不足が続く。明日の難関「遍路ころがしの峠越え」が気になる。 |