第2回 四国歩き遍路記   2006/4/1 34番種間寺から36番青龍寺を経て中土佐市へ
4/1(土)  曇時々晴れ 34番種間寺、35番清滝寺   <TOP> <BACK> <NEXT>

 25、039歩 17、52キロメートル
  34番 種間寺 35番 清滝寺   宿泊:石元家(娘の嫁ぎ先の親の住居)

この日は、娘家族が4名で孫の春休みを利用して娘婿の在所へ遊びに来ているので一緒することにしていた。
午前中に清滝寺に着けば良いので民宿もゆっくりと7時半頃出た。種間寺から清滝寺へ向かう途中ログハウス調の民芸喫茶を見つけ久しぶりに美味しいコーヒーを味わった。その後土佐市を川に沿って北上後キレイに整備された土佐市の新道を通り抜け清滝寺へと遍路坂道を登坂し清滝寺に到着。携帯から娘に電話すると30分ほど待つと土佐のおじいちゃんと可愛い孫二人が迎えに駆けつけてくれた。


34番種間寺

子育て観音

種間寺本堂

沙羅双樹

種間寺門

仁淀川の堤防

清滝寺仁王門

35番清滝寺本堂

薬師如来像

桜より本堂を望む
4/2(日)  雨 午後から止み晴れ間が見えてきた 36番 青龍寺

48、855歩 34、19キロメートル       36番 青龍寺  宿泊:民宿「さざなみ」 

石元のお父さんに清滝寺まで車で送ってもらい、清滝寺より雨の中を土佐市内を突っ切り青龍寺へと向かう。途中ポンチョをお借りした杉本さんから携帯に励ましの電話を戴く。トンネル前の峠の休憩所で一服していると高知市の岡林さんに会う。雨の為後方の遍路道を避け国道をと考えていたが、この遍路道は昔から宇佐で取れた鯖を行商の人たちが背負って通った道なので、固められてシッカリしており心配ないとの事。遍路道で山越えをすることにした。登りはともかく下りは滑りやすく怖かった。山越えをし国道に出たところで昼になり、レストラン「海鮮」で蟹・えび・ホタテの入った豪華海鮮ラーメンを戴く。海にかかった大橋を通り抜け青龍寺に参詣する。雨が止み同じ道を引き返しこの日泊る民宿へ向けて国道まで戻るのだが、赤い大橋に入った途端に急な豪雨となりポンチョを取り出す間もなく、びしょ濡れで橋を越し近くの遊園地の囲いの中で着替えをして再度スタート民宿に向かうが、6時近くとなり到着した時皆さん食事中だった。またもや堀江さんが同宿していた。 ズブ濡れでも有り風呂へ先に入らせて戴いた後食事を戴く。食事は結構豪勢で食べきれないほどであったが、この民宿は5000円と今回の宿泊先の最安価格であった。 

山越え土佐〜宇佐

山中

宇佐大橋

海鮮レストラン内

青龍寺仁王門

35番青龍寺本堂

大師堂

両横綺麗な石段

三重の塔

晴れてきた太平洋
4/3(月) 快晴 風強し  脇坂へんろ峠を越えて須崎市へ向かう

39、074歩 27、35キロメートル                           宿泊:福屋旅館

朝民宿「さざなみ」を出る際に、女将さんが玄関先で手を付き「お気をつけていってらっしゃい」と言われたのには感動した。脇坂遍路峠越え前も後も人が無く暗い杉林の中の登坂を多少不安な気持ちを抱きながら1.5時間ほどかけ上りきりホっと一息していると金剛杖の鈴の音が聞こえてきた。もしやと待っているとやはり堀江さんだった。下りは彼と一緒で心強いカギリ、足元を気をつけながらの下山となったが、やはりウォーキングシューズは山では問題があり、足の先の爪を傷めるので、秋の遍路の時はトレッキングシューズを履くことにしようと思う。一気に宿泊先に向かった。堀江さんとは隣同士の旅館となった。 時間があったので港や魚市場の見学をする事が出来た。旅館は部屋食で部屋まで運んでくれ大変美味しかったが他の遍路さんとの会話など出来ずある意味で寂しい思いをした。 若女将はキレイな人だったが、少々無愛想。


浦ノ内湾

脇坂へんろ峠

中腹より海を臨む

山つつじが美しい

久礼大正町市場